558

出典: 新生讃美歌ウィキ

希望の主を崇めん (1996)    渡辺暢雄

ローマ15:13  この賛美歌の歌詞を認めたのは、かつて共に教会生活を送った一姉妹のご主人が亡くなり、その葬儀が営まれた当日のことです。会堂の一隅で、ご遺族の悲しみと寂しさを偲びながら、深い同情の思いにみたされているうちに、手元の紙切れに書き付けたのが、これです。別れ際に、達成の歌詞を手渡し、主の慰めを祈りつつ、別れを告げたのでした。 そのような訳で、まことにインスタントな内容ですが、何とか失望のさなかに希望の光が与えられることを願ってのささやかな試みでした。  希望、それも地上的な、つかの間の希望ではなく、神のみが与えられる永遠の希望を表したいと願いました。その後、どれほど多くの悲しい現実に出会ったことでしょう。しかし、その都度、私自身が、希望の主を見上げて、立ち上がることが出来たのです。現在も 続いている病院伝道においても、患者さんたちを真に慰めることが出来るものは、希望の二字です。  この賛美を歌われるご銘々が、たとえどのような苦しみと悩みの只中にあられても、死に打ち勝たれてよみがえられた主イエス・キリストに結ばれている限り、必ずそこには、生きる希望が与えられるはずです。